
小牧市の土地売却を考える方必見!相場や価格の動向を詳しくご紹介
小牧市で土地の売却をお考えの皆さま、「いま自分の土地はいくらで売れるのだろう」「周りの土地と比べて価格は上がっているのか下がっているのか」と気になったことはありませんか。この記事では、小牧市における最新の土地価格の相場や地域ごとの特徴、実際に取引されている価格と公示地価との違いなど、売却の際に知っておくべきポイントを分かりやすく解説します。「価格を知る一歩」を共に踏み出しましょう。
小牧市の土地価格の全体的な傾向
まず、小牧市における最近の公示地価と基準地価の推移をご紹介します。公示地価(2025年1月1日時点)は、平均9万3,157円/㎡(坪単価約30万7,957円)で、前年からおよそ1.86%上昇しております。また基準地価(2025年7月1日時点)は、平均9万7,355円/㎡(坪単価約32万1,836円)、前年比で約1.42%の上昇となっております。
用途別に見ますと、住宅地の公示地価は9万692円/㎡(坪29万9808円)で+1.76%の上昇、商業地は12万2,337円/㎡(坪約40万4,421円)で+1.95%、工業地は7万7,040円/㎡(坪約25万4,677円)で+2.67%の上昇となっています。基準地価でも住宅地は8万7,241円/㎡(坪28万8,402円)で+1.12%、商業地は13万6,750円/㎡(坪45万2,066円)で+1.27%、工業地は7万9,250円/㎡(坪26万1,983円)で+3.45%となっております。
地価の総平均(公示地価と基準地価を平均)は、9万4,482円/㎡(坪31万2,340円)で、前年からの全体変動率は+1.72%の上昇です。このように、小牧市全体として土地価格は緩やかに上昇しつつあり、特に商業地や工業地の上昇率がやや高めである点が特徴です。
| 用途 | 平均価格(㎡) | 坪単価 | 前年比変動率 |
|---|---|---|---|
| 住宅地(公示地価) | 約9万692円 | 約29万9808円 | +1.76% |
| 商業地(公示地価) | 約12万2,337円 | 約40万4,421円 | +1.95% |
| 工業地(公示地価) | 約7万7,040円 | 約25万4,677円 | +2.67% |
エリアごとの土地価格相場の特徴
以下の表は、小牧市における代表的なエリアごとの基準地価相場と変動率をまとめたものです。
| エリア名 | ㎡単価(円/㎡) | 坪単価(円/坪) | 上昇率 |
|---|---|---|---|
| 中央 | 13万8,666 | 45万8,402 | +2.01% |
| 常普請 | 11万2,500 | 37万1,900 | +2.30% |
| 新小木 | 10万5,000 | 34万7,107 | +5.00% |
(※数値は基準地価。出典元情報に基づきます)
小牧駅周辺エリアについては、基準地価に基づく㎡単価では約11万1,280円/㎡、坪単価では約36万7,870円/坪と、駅近エリアとして比較的高めの水準となっております。一方、岩倉駅周辺はさらに高く、㎡単価で11万7,311円、坪単価で38万7,807円/坪となっております。
価格に大きな差のある地点として、市内で最も高価な地点は「中央1丁目267番外」で、㎡あたり19万7,000円、坪単価は65万1,239円に達しています。これは小牧駅のすぐそばに位置する地点です。
反対に、最も低価格となる地点は「大字林字角手」(※林字角手地区)で、㎡単価はわずか1,930円と、非常に安価な設定となっており、エリア間差が極端に大きいことが分かります。
まとめますと、駅周辺および市中心部の価格は高く、周辺や郊外などでは相応に低価格となる傾向があり、エリアごとの差が土地評価に大きく影響していることが実感できます。
③ 実際の取引価格と公示・基準地価との乖離
小牧市における実際の土地取引の平均価格について、最新データをもとにご紹介します。2024年(令和6年)第1四半期の実勢の土地取引価格(建物を含まない土地のみ)は、1平方メートルあたり113,461円、坪単価では375,079円となっており、前年から44.53%の上昇です。これは基準地価・公示地価の総平均より約20.09%高い水準です。
以下の表に2024年第1四半期の実勢取引価格と、2025年の公示地価・基準地価との比較を示します。
| 指標 | ㎡単価 | 坪単価 | 前年比等 |
|---|---|---|---|
| 実勢取引価格(2024年第1四半期) | 113,461円 | 375,079円 | 前年比+44.53% |
| 基準地価平均(2025年) | 97,355円 | 321,836円 | 変動率+1.42% |
| 公示地価平均(2025年) | 93,157円 | 307,957円 | 変動率+1.86% |
このように、実際の取引価格は公的地価よりも高めである点が非常に重要です。売却を検討される際には、参考となる指標である公示地価・基準地価だけでなく、実勢取引価格を必ず確認されることをおすすめします。特に、小牧市でより正確な相場把握をしたい方は、当社までお気軽にご相談ください。
売却を検討する際の価格判断のポイント
土地を売却する際には、価格の目安となる指標として公示地価・基準地価・実際の取引価格の三つをきちんと理解しておくことが重要です。まず公示地価は、国土交通省が毎年1月1日時点の標準地の価格を評価し、客観的な土地の価格指標として公表するものです。一方、基準地価は都道府県が7月1日時点に標準地を調査して公表する指標で、地域特性を反映した判断に役立ちます。実際の取引価格は、国土交通省が四半期ごとに公表しているもので、実勢に近い売買事例を示す指標です。これら三つを比較することで、売却希望エリアの適正価格や動向を把握できます。
価格判断の具体的な使い方としては、査定依頼前にまずこれら三つの指標を確認し、現地での立地条件や法規制、災害リスクなども併せて現地調査を行うことが大切です。例えば、小牧市では2025年の基準地価平均が約9万7355円/㎡(約32万1836円/坪)、公示地価平均が約9万3157円/㎡(約30万7957円/坪)で、それに対し取引価格の平均は約11万3461円/㎡(約37万5079円/坪)となっており、公示・基準地価よりおよそ20%ほど高い傾向があります。この差から、査定額を考える際の調整幅の参考にもなります。
次に査定依頼の段階では、例えば弊社のような土地売却に強い不動産会社にご相談いただくことで、三つの指標に基づいた適正価格レンジを示し、現地の地盤・接道・用途地域などの詳細と照らして具体的な査定額をお伝えできます。また、査定後はその金額と市場動向や近隣の取引事例を比較しながら価格調整をご検討いただくのがお勧めです。
以下は、価格判断において留意すべき主なポイントをまとめた表です。
| 判断材料 | 役割 | 活用方法 |
|---|---|---|
| 公示地価 | 国による基準的評価 | 地域の大枠相場を把握 |
| 基準地価 | 都道府県による地域特性反映 | 地価のトレンドを確認 |
| 実勢取引価格 | 実際の売買事例 | 現実の売却価格に対する目安 |
そして、「小牧市で不動産の相場や価格を知りたい方」には、まずこれら三つの指標を比較しながら、現地の状況や市場の動向を把握していただき、弊社に査定をご依頼いただくことを強くお勧めします。査定後には必要に応じて、価格の設定や売却戦略など具体的なご提案をさせていただきますので、いつでもお気軽にご相談ください。
まとめ
この記事では、小牧市における最新の土地価格の傾向やエリアごとの相場、実際の取引価格との違い、さらに売却時に判断すべきポイントについて分かりやすくご説明しました。公示地価や基準地価、実勢取引価格はそれぞれ異なる意味を持ち、土地の用途や地域によって価格の差が大きくなります。ご自身の資産の価値や今後の方針を考える際には、地価動向や取引データを総合的に確認することが大切です。売却をご検討の方は、まず土地の現状を正確に知ることから始めましょう。
